☆ロングライフクーラントの成分(JISの場合)☆

@エチレングリコール(約90%) 
A防錆剤        (数 %)
B消泡剤        (0.数%)
Cキレート剤      (0.数%)
D水           (数 %)


☆ロングライフクーラント(LLC)に求められる3大要素☆

@凍らないこと  ・・・もし凍ってしまうと凍結した液体が膨張する事によりラジエター破損の恐れ

 ・主原料であるエチレングリコールがこの役目を担っており、水と混ぜることにより濃度調節
  (凍結温度調節)が可能で、通常0%〜60%の間で使用します。
  寒冷地・・・50%〜60%程度
  温暖地・・・30%程度

A冷却させること・・・もし冷えないとオーバーヒートにより、エンジンやバッテリーに負担がかかります

 ・冷却能力は水の方が能力が上だが、沸点が低いため沸騰しやすく、その際に起きる気泡により熱
  交換率が極端に悪くなります。消泡剤が添加されているLLC及びラジエターキャップを使用すると沸
  点が123℃まで上がる為、気泡が発生しにくく熱交換の効率が良くなる
 ・また冷却水の温度が高くなると、電動ファンが頻繁に回るようになるのでバッテリーへの負担も大き
  くなります。

B錆びないこと  ・・・もし錆びるとラジエターに穴が開くなどラジエター破損の恐れ

 ・ラジエター内を錆びさせないようにLLCには防錆剤が添加されています。しかしこの防錆剤は、先に
  挙げた消泡剤と同じく約2年で劣化してしまいます。この事から、LLCの寿命=添加剤の寿命と云
  えます。(近年のスーパークーラントでも約4年程でこの添加剤の劣化が見受けられます。)


☆ロングライフクーラント交換の目安☆

今までは、腐食サビの色でLLCの交換時期を判断してきましたが、近年軽量化の
一環としてラジエターのアルミ化が進む中、腐食によるサビでは判断できなくなって
きました。(注:右の写真は約2年経過したLLCです。)
そこで、先程出てきた添加剤の劣化を判断し、ユーザー様にもご確認頂ける事が
一番好ましいと判断し、点検した冷却水を色で判断する他に、振って消泡剤の
劣化を確認頂けるテスター『バブルナース』を作製いたしました。

           カタログ       取扱説明書